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国立マルタ大学を母体にマルタで初の英語学校として創立40周年を迎えるNSTSは、マルタに45あるといわれる英語学校の中でも、パイオニアとして授業の質や少人数制のクラス(ジェネラル英語コース1クラス定員8名)を維持するなど、その学校運営に対するこだわりは他に類を見ない。
首都バレッタに本部を置き、学校の統括を行っているこの学校は17歳以下のティーンエイジャー向けの校舎を2つ、18歳以上のアダルトコース向けの校舎を1つ有する。
今回は18歳以上のアダルトコースに焦点をあて学校視察を行った。マルタの中心街スリーマから小高い丘を登ることおよそ20分、閑静な住宅街の中にその学校は位置する。近年マルタで増えだしたビルディング形式の校舎で一度に数百人を受け入れる大規模校とはまったく違う様相を見せる校舎は、広く中庭が完備され、遠くには首都バレッタの景観が素晴らしい。
最大受け入れ可能生徒数120名、マルタの中では中規模校のこの学校はアットホームすぎることはないが、生徒に目がよく行き届いている印象を受けた。気になる日本人留学生の割合は年間の平均は2003年実績で5%未満。けっして高い数字ではない。最近のマルタではアダルトコースに限っていえば、日本人留学生の数が時期によっては半数を占める学校も存在する中、この数字は大きな魅力の一つとなるだろう。
ただし、アダルトコースが中規模な学校とは言ってもティーンエィジャー向けのコースもあわせれば立派な大規模校、アクティビティーの充実などに心配は無用だ。この学校は別の側面でも夏のマルタ留学を完全燃焼させるのに大きな手助けをしてくれるであろうプライベートビーチを有するマルタで唯一の語学学校。
砂浜の少ないマルタならではの平らな岩肌を利用しているこの"Aquacenter"には、NSTSの生徒であれば夏の間毎日フリーで入場が可能である。2004年度は6月6日にオープンし、天候次第だが10月まで楽しめる。ここではNSTSスタッフが常駐し、各種ウオータースポーツの手配からベーベキューの準備までリゾート留学を謳歌させる演出が取り揃えられている。
実際に視察に訪れた5月半ばには、6月のオープンに向けてクラブハウスの建設やビーチ、更衣室の整備など準備は最終段階を向かえ騒然とした雰囲気の中、各スタッフの熱意が感じられた。このプライベートビーチは天候が荒れる冬の時期には解体閉鎖され、毎年夏に向けて再建されるという代物。NSTSの生徒に本当に満足して欲しいからという学校の運営理念がまさにそこにも感じられた。
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